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2019.10.02
赤シブ・黒シブ
こんにちは、久保の蓮根です。
昨日のブログで、ちょこっと出したワードで、「赤シブ・黒シブ」
ってやつなんですけど、今日はそれを簡単にご説明しようと、
思います。
まず「赤シブ・黒シブ」ってなんなの?
って感じですよね。
この赤というか、オレンジというか、薄い茶色みたいなやつが赤くないけど、
赤シブと言います。
この写真の黒くなっているやつが、黒シブってやつです。
この赤シブ、黒シブは見た目的には何かな?ってなるけど、
品質的には何も問題はありません。
レンコンが赤くなったり、黒くなったりするのは葉から茎を通って酸素が
送り込まれ、それが泥中のレンコンの表皮から放出される時に、
酸化鉄の赤さび色が表皮につくためです。
要するにレンコンが鉄分を吸収しているということなんです。
販売されているレンコンのほとんどが、見た目の問題で、
渋抜きという作業がされています。
作業といっても、何も薬品を使ったりとかではなくて、
ただ単に次に収穫する田んぼや収穫する場所の
レンコンの葉っぱと茎を刈り取っておくだけなんです。
そうすると、写真のようなシブがだんだんとなくなっていって、綺麗な褐色に
なっていくわけなんです。