トライ問題
こんにちは、久保の蓮根です。
今日は僕たち川内町のレンコン農家が抱えている一つの問題について、書きたいと思います。
僕が蓮根を栽培している地域が、徳島の川内町というところなんですけど、
この地域で使っているレンコン掘機【トライ】ってゆー機械があるんですけど、
この機械が川内の土質を考慮されて作られたものなんです。
このがそのトライです。
一人の天才機械屋さんが、
20年以上前に作って今では30台ほどあるんですけど、
今でも現役で活躍しています。 めちゃくちゃ丈夫なんです。
本当によくできた機械なんです。
丈夫に出来すぎてて、修理屋泣かせとも言われています。
これがないと、1日の平均的な収穫量が半分以下になってしまいます。
その僕たちレンコン農家には欠かせないこのトライが危機的状況でして、
このトライを作った方がもう高齢で、今後メンテナンスできなくなってきます。
で新しく作るのも、部品の調達が難しい見たいなんです。
エンジン一つにしても、一台だけ作るとしたらエンジン一つだけだと高くなります。
10台作るとなると、安くなります。
ちょっと説明が下手くそですけど、現実的な問題がたくさんあります。
コストもそうだし、部品の管理もかなり大変みたいです。
そんな危機的状況をなんとかして助けてもらえないか、
数日前に僕の母校の、徳島科学技術高校の先生に相談しに行ってました。
まだ作ってもらえるか、どうかはわからないんですけど
とりあえずは試作機を見て、科技高の設備で作れるものなのかどうかを、
判断するために、機械科や電気科の先生方が見にきてくれる事になりました。
このトライ問題は実は十年ぐらい前から、言われていたんですけど、
進展がなかったみたいなんです。
もーここまでくると、危機的状況っていうのは目に見えてるので、
なりふり構って要られません。
年内ぐらいに先生方に試作機を見てもらって、
話がいい方向に進む事を祈るばかりです。