久保の蓮根

蓮根は、このようにポンプによる水の力で土の塊をほぐして収穫していきます。農具を使わずに収穫するので、傷が最小限に抑えられます。
手に持つホースは、かなりの反動があり慣れていないと持っている事すら難しいです。

掘った蓮根を掘り手の後ろにいる人がサイズ別や出荷先別に田舟と言われる赤い船(水田用のコンテナ)に分けていきます。

このとき、蓮根の節に生えているひげ根を包丁で削っていきます。それと同時に蓮根を切った断面を見て品質のチェックを行います。
この作業をここでする事により洗い場に持ち帰った時、素早く箱詰めできて鮮度の保持に繋がります。

収穫した蓮根を洗い場に運び、蓮根専用の洗い機に通して土や泥を落とします。
その後、水槽に移して土や泥の洗い残しの確認をし、ここでもう一度品質の確認を行います。

出荷先、注文先の要望に合わせて細かくサイズ分けをし、選別していきます。


何度も品質を確認し、選別された物を素早く箱詰めしていきます。
そして市場や皆さんのお手元に蓮根が運ばれていきます。

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ぜひ新鮮で美味しい「久保の蓮根」を、多くの皆さんに食べていただけると嬉しいです。